どうも
新生銀行がATM利用手数料を
一律で108円にするそうです。
つまり、働いて貯めた貯金をATMから下ろすたびに108円ずつ
銀行に持って行かれるということです。
銀行にしてみたら
「ATMの貯金回収システムの完成!」
ですね
今まではATMの手数料の無料時間帯があったのですが
いよいよ金融機関は私たちの貯金に手を出すようになってきました。
この変化が新生銀行の顧客変動にどう動くか。。。
マイナス金利で収益を圧迫され、更には先日金融庁から公表があったように
“素人社員”による運用失敗が大きく響いてきたようです。
本来、エンドユーザーの負担が大きくなるのは
最終段階だと思っています。
業者の仕入れ値が上昇することで店側の負担増になります。
ただ負担増といっても簡単に売値を上げたら
他者に顧客を持って行かれるので
お店側は自社が負担し今まで通りに営業します。
そしてその負担に耐えかねた先に
売値の上昇ということで消費者負担が増える
という流れになっていきます。
例えば、牛丼の松屋が牛めしを30円値上げしましたが、
値上げするまでは食材費高騰の負担を店側が被っていた訳ですが
経営上、苦しくなった為に値上げする訳です。
(吉野家やすき家も値上げしてますよね)
このあたりは誰でも理解できることでしょうが
銀行のATM手数料値上げというのは、
こういった他のビジネスの値上げとは少し様相が違います。
それは、銀行の場合は材料費高騰などの
外的要因ではなく「内的要因」にある点です。
先ほども冒頭でお伝えしましたが
地銀など多くの金融機関で発覚したことに
素人社員が運用をしていたということ。
そしてその結果、
運用で成果をあげられていないことがあります。
今の銀行の業績悪はある意味、自業自得な訳なのに
その負担を消費者が被るというのは
ちょっとどうなん?と思ってしまうんですよね。
ということはいよいよ
「銀行預金=資産の目減り」
が本格化し始めたということです。
今までは、特に50代以降の方にしたら
銀行金利が定期で6%とか最大10%の時代。
その頃と比べたら今の銀行の役割ってなんなの?
と考えさせられると思います。
今までは投資先の一つとしても銀行がありましたが
今後は本当の意味で銀行の役割について考え、
自分のお金をどこに置くべきかを
真剣に考えないといけない時代に突入したということではないでしょうか。
ほな
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