「ほとんどのICOは合法的集金詐欺」

どうも

少し前になりますが、あのブロガーで人気の川島和正さんが
メルマガで仮想通貨に関する話をされていたので共有します。

仮想通貨をされている方はご存知だと思いますが
ICOについて簡単に紹介をします。

ICO(Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリング/新規仮想通貨公開)とは…
資金調達をしたい企業や事業プロジェクトが、独自の仮想通貨を発行/販売し、資金を調達する手段/プロセスのことを指します。投資家には「コイン」や「トークン」と呼ばれるデジタル通貨(資産)を購入してもらい、原則として対価は支払われません。(インターネット引用)

株式のIPO(新規株式公開)の仮想通貨バージョンとざっくりと覚えて頂ければと思います。

それでは川島さんのメルマガです。

ーーーーー以下、川島さんのメルマガより引用ーーーーー

私が仮想通貨投資を始めて
ちょうど1年くらいになります。

最初は、ビットコインやイーサリアムなど
有名仮想通貨を買っていて

そのあと、ちょっとマイナーな仮想通貨を買って
今年に入ってからはプレセールやICOばかり買っています。

ビットコインやイーサリアムだと
爆上げは期待できないので
これから人気になりそうなICOに
たくさん投資するようになったというわけです。

そして、投資してきた結果
どうなったのかというと
ICO仮想通貨は、ほとんど全部暴落しました。

一番ひどいリードコインは
90%以上下落して、まさに溶けてしまい
もう売る気も起きないほどです。

このほかの通貨も
50%ダウンとか70%ダウンとか酷い状況です。

今年一番の人気で、一時期10倍になっていた
セントラリティですら、原価を割ってしまいました。

そしてこうなる原因が、ようやく5月ころ分かったのですが
それは「もともとただの集金目的ICOが多いから」だと
いうことです。

どういうことかというと、胴元は
価値のない仮想通貨トークン(ただのデータ)を
いかにも凄そうに演出して売って
そのお金を使って終わりという感じの企画が多いのです。

もちろん、そんなこと口が裂けても言えず
「今プロジェクト進行中です」としたり
「地合いが悪いから仕方ないですね」と
しているのですが、実際はそんなものなのです。

ニューヨークの仮想通貨コンベンションに行ったときに
仕掛ける側の世界が垣間見えて、ようやく気付きました。

仮想通貨トークンの胴元は
集めたお金でスーパーカー買ったり
高級時計買ったり、プライベートジェットに乗ったり
美女を引き連れたりしている世界なのです。

ICOやプレセールで30億円分資金調達したら、
29億円自分と仲間の懐に入れて
あと1億円で何か演出しようかなくらいなのです。

マーケットでは値段ゼロではなく
一応値段がついているのですが
それは、バカ同志が価値あると信じ込んでいるだけなのです。

一円の価値もない仮想通貨トークン(ただのデータ)が
価値あると信じたい人によって取引されているだけなのです。

というわけで、そんなプレセールやICOだらけですので
私みたいに数億円も突っ込んだりしないよう
くれぐれも気を付けることをお勧めします。

中には本当に今後イーサリアムのように
なっていくものもあり
それらはもちろん爆上げすると思いますが
素人には見極めがなかなか難しいですね。

また、この半年でわかったのは
結構詳しい人やプロにも見極めが難しいということで
投資詐欺の世界には、上には上がいるということですね。

ちなみに、これが正しいか正しくないかはわかりませんが
個人的には、セントラリティとプラグは
今後実用化が進んで、リップルやイーサリアムみたいに
知名度も値段も上がっていくと思っていますし
それがあるので私はトータルではプラスになると思ってます。

また、これから出るもので詐欺ではないものは
やはり複数の有名大企業が
本当にしっかりと絡んでいるものだと思いますので
これらに投資して資金を増やそうと思っています。

よくわからない外人が、凄そうな話をしているだけのものは
どうなるかぜんぜんわからないのでハイリスクですね。

ーーーーー以上、引用ーーーーー

いかがでしたか?

インターネットビジネスの世界で
空気みたいなものに価値を持たせて売っていた集団と、
ICOという実態のない夢みたいな商材の
相性が良すぎてここ1年くらいその類の
プロモーションが増えてただけです。

「上場確定ICO」とか見たことありませんか?

一見、上場確定と聞けば「今が買い時!」と思うじゃないですか。
その思考パターン、マジで危険ですからね。

というのも、仮想通貨には配当がないので
選定する指標が存在しないわけで、

「上場する」というのは案件精査の材料の
一つに見えますが精査材料としては弱すぎるんです。

つまり、
「取引所上場 = 信頼できるコインではない」ってこと。

事実、あるイギリスの取引所では
「お金を積めばどのICOでも上場できる」
という噂がある程です。
あくまで噂ですが、まぁ存在していても
なんら不思議ではないです。

くわえて、現状の仮想通貨でプロダクトとして
実装されているのはほぼないわけで、

つまり、
「価値あるコインはほとんど無い」ということ。

株式や不動産などは、
まだ仮想通貨よりは歴史が長いだけに
過去の案件や他物件などが判断材料になります。

でも仮想通貨は違う。

その結果、上場という言葉や「100倍確定」といった
甘い誘惑につられ、資産を減らしている人が続出しているわけ。

これはやはりリテラシーの低さが物語ってますよね。
日本市場においてこのような詐欺が減らないのは
日本人なら簡単に騙せるから。
金融リテラシー以前に、情報リテラシーが低い。

「この広告費ってどこで回収するんだろ?」とか。
「数倍になるって言ってるけど、
 数倍の規模に膨れ上がるほどの上場後の
 お金はどこからやってくるのだろう?」とか。

専門家のご意見としても、昨年の12月のような
爆発的な上がり方は仮想通貨では現時点では想定しづらいそうです。

少しICOに関しては落ち着いてきたかなという印象はありますが
まだまだそうやって集客している人もいるので、気をつけてください。

ほな

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